2014年12月18日

2014年12月の自然整体教室の内容

自然整体教室 2014.12.17(水)

1基本整体. 金魚運動.ゴキブリ体操.アメンボ体操

2眠れない夜のために
・何時間眠ったらいいの?→加齢とともに短縮、男性の朝型化
・筋肉を休めるためのレム睡眠と脳を休めるためのノンレム睡眠
・脳をしっかり休める前半部分の深睡眠;
・朝の活動に備えた後半部分の浅睡眠

<交感神経の緊張と不眠>
・ストレスによる交感神経の緊張→脳がアドレナリン分泌準備→副腎皮質で副腎皮質ホルモン製造指令→視床下部でコルチコトロピン放出ホルモン製造→脳下垂体で副腎皮質刺激ホルモン製造し血中へ→副腎で副腎皮質ホルモン;コルチゾンやアドレナリンを分泌→血圧・血糖・脈拍上昇→緊張状態にあると目をつぶって安静にしていても、まぶたの下で眼球がキョロキョロ動く
・通常はストレス反応が行き過ぎないように、視床下部でのコルチコトロピン放出ホルモン製造を抑えるが、過緊張(交感神経緊張)が解けない場合は不眠に

<良い眠りを導く技術>
・不眠恐怖症が不眠症の本質と知る(眠ろうと焦り古い脳が覚醒する)
・体内時計に従い、大体同じ時刻に、眠たくなってから床に就く
・慣れ親しんだ、安心できる環境で眠ること
・入眠時の体の深部体温を下げるために;就寝1-2時間前に40℃以下のぬるめの湯にゆっくり入り体の深部体温を上げておく
・午前3~4時に目覚める人は夕方に2500ルクス以上の強い光を浴び、寝起きの悪い人は早朝に強い光を浴びて体内時計を調整
・朝日を浴び、日中はしっかり起きて過ごし、夕方に運動し、日中に良く頭を使い、疲れを蓄積させる
・昼寝は昼食後20分以内に
・就寝30分前に、筋弛緩法で四肢の血管を広げて手足の体温を上昇させて、深部体温を下げる準備をし、古い脳を鎮める
・腹式呼吸と気功による意念操作で手足の体温を上昇させ、脳や体の深部体温を下げる
・睡眠日誌を付ける(別紙) 

3自律神経バランスを整え、免疫力を引き出す
・交感神経は昼間の活動や闘い・興奮時に働く神経→ケガ等により細菌などの微生物が侵入しやすいのでアドレナリンを放出させてその受容体を持つ白血球の顆粒球を増加させる→顆粒球の活動の結果放出された活性酸素が、正常な細胞を酸化させ炎症を起こし破壊する。顆粒球は体の中にある常在菌と反応し、粘膜のある部位で炎症を起こす→副交感神経が抑制されるので各種ホルモンの分泌が抑えられる→リンパ球が減少し免疫力低下→皮膚・粘膜の血管が収縮し、血流障害で組織に痛み物質や老廃物・発がん物質がたまることによって病気発症(別紙)
・副交感神経は夜間や食事・休息時に働く神経→消化の過程で生じる体にとって良くない物質を処理するためアセチルコリンが分泌され、その受容体を持つリンパ球を増加させる→血管拡張によるうっ血で有害物質や抗原が蓄積→増えすぎたリンパ球が花粉等の抗原に過剰に反応し、アレルギー反応を起こす

4気功
  


Posted by 自然整骨院・自然倶楽部 at 14:34自然整骨院自然整体アーカイブ